目次

前提

不審行動の種類

不審行動の詳細の確認方法について

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受験者一覧や試験結果ページに記録される不審行動とその背景について以下に記載します。

詳細を確認するためのアクションログの設定方法についてはこちらをご確認ください。

◾️前提

※不審行動はあくまで受験中に行われた記録であり、不正行為と断定するものではありません。ログを確認し不審な行動が見受けられた場合は、面接などで受験者に直接確認することをお勧めいたします。また、本ページについてもこの前提を考慮し、確認可能なアクションログと、それをもとに解釈できる可能性をセットで示しております。


◾️不審行動の種類

受験者一覧や試験結果ページでは以下の検出結果を表示しています。どのようなケースを検出するための機能であるかを確認し、その重要度を確認した上で評価の判断にご活用ください。

操作 詳細 検出の背景 重要度 検出条件
複数回の受験 IPアドレスが他の受験結果と一致した場合に表示され、受験者が何度もテストを受けた可能性や協力して受験した可能性を示します。 こちらは、異なるメールアドレスを使用して複数回受験したり、同一箇所で受験することにより、協力して問題を解いている可能性などを検出するための機能になりますが、同一IPアドレスで受験はしたが協力して回答していないケースや社内で一斉に受験した場合などもこの項目が検出されます。ただし、同一IP内で受験された方の提出内容が同じ、あるいは似ている場合は不正の疑いがございます。 いずれのプランでも
受験一覧に表示
セッションデータの不一致 IPアドレスやセッションIDなどの受験者情報が記録され、試験中にこれらの変更があった場合に表示されます。 ネットワークの瞬断や変更、使用ブラウザの変更などでもセッションデータが変わってしまうため、この検出結果単独では不正として取り扱うことは推奨しておりません。ただし、同一IP内で受験された方の提出内容が同じ、あるいは似ている場合は不正の疑いがございます。 いずれのプランでも
受験一覧に表示
コード/テキストの貼り付け 外部のページからエディターへコードをコピー&ペーストした際に記録されます。一定量のまとまった貼り付けは不審な行動と見なされます。 関数などの文字列のコピー&ペーストではなく、大量のコードの貼り付けを検出することで、自身で考えたコードではないものを提出している可能性を検出しております。ただし、ローカル環境などで自身で書いたものを貼り付けている可能性もございますので、一概に不正であるとは言い切れません。アクションログでは貼り付けの内容やタイミングなども確認することが可能です。 アクションログ機能が有効
なプランでのみ表示
試験タブの離脱 試験中にブラウザの別タブに離脱した場合、その時間を記録します。計10分を超える試験タブの離脱は不審な行動と見なされます。 受験中に試験以外のタブを見ていることを検出しています。タブを移動する時間が長いことで自身で考えたコードではないものを提出している可能性を検出しています。生成AIの使用や問題に関することを調べること自体を不正とするかによってこちらの項目は取り扱いが異なります。 アクションログ機能が有効
なプランでのみ表示
スクリーンショット 試験中にスクリーンショットを撮った可能性のある操作を記録します。 Track Testでは問題文のコピーができないように制御しているため、スクリーンショットを使用して問題文を記録しようとしている操作を検出しています。また、こちらの機能は現在Windowsのみで作動するため、MacなどのWindows以外のOSを使用している受験者ではこの状態が検知できません。 アクションログ機能が有効
なプランでのみ表示

※こちらの重要度は単独では不正の判断がしにくい項目は「低」とし、単独でも不正の可能性を確認できるケースがある項目については「高」としています。

いずれも単独で不正と判断するのは難しいため、3つ以上が検知されている場合に確認することを推奨いたします。

◾️不審行動の詳細の確認方法について

不審行動のタイミングや内容などの詳細情報を確認するには、各受験者様の試験結果ページのアクションログよりご確認いただけます。

※こちらはアクションログ機能が有効であるご契約のプランのお客様のみがご使用になれます。ご利用に興味がございましたら担当のカスタマーサクセスへ詳細をお問い合わせ下さい。

アクションログについてはこちらから